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転職するなら大手調剤薬局と中小調剤薬局どっち?年収ややりがいの差は?

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転職をする際のお給料や雇用条件と共に重要なのは、調剤薬局の規模です。

 

大手調剤薬局と中小調剤薬局での主な業務は調剤で同じですが、会社の規模が異なると働き方が違ってきます!

 

今回は、大手調剤薬局と中小調剤薬局の平均年収や、仕事のやりがいをメリットとデメリットから比較してみます。

 

また、意外と知られていない転職成功への近道として、転職サイトのコンサルタントさんへ「どの程度自分の本音を伝えられるか?」という話もお伝えします!!

 

大手調剤薬局と中小調剤薬局、転職するならどっちがおススメ?

転職をする際に、次の職場先として安定の大手調剤薬局がいいものか?家の近くにある中小調剤薬局にしようか?悩むところですよね。

 

そこで、まずは自分のライフプランと年齢から、あと何年薬剤師として働きたいかを考えてみるのも1つの方法です。

 

最近では、年金受給年齢が繰り上げられ以前のように60歳からの年金受給の見込みはありません。

 

だからと言って60歳目前で大手調剤薬局でバリバリ働きたい!と希望しても年齢相当のポストを得られないがないのは明白ですよね。

 

そのため、それぞれの年代に応じて転職戦略を立てることをおススメします!

20代の転職

長期的なスパンで転職を考えましょう。65歳まで35〜40年間あります。キャリア構築の面でも技術面でも幅広い仕事が出来る大手調剤薬局への転職がおススメです!

30代の転職

薬剤師として一人前の年代です。中・長期的なスパンで転職を考えましょう。医療全体が大きく変わる変革期を担う世代です。

 

自分は、将来的にどの分野で仕事をしていきたいのか?まだ明白でないなら多くの経験が出来る大手へ。

 

在宅・無菌製剤など特定の分野に興味が持てるようでしたら、その分野に近い中小薬局への転職がおススメです!

40代の転職

管理職としてのエリアマネージャーや社員教育を担う年代です。この年代だと、過去の実績や経験値によりかなり個人差が出てくるので自分の強みを生かした転職が有利でしょう。

 

しかし、軽い気持ちで転職活動をして失敗をするとやり直しが利かない年代なので慎重に行いましょう。

50代の転職

仕事に対するスタンスそのものが変化してくる年代です。自分はあと何年薬剤師として働きたいのか?を逆算して転職をしましょう。

 

定年後もパートやアルバイトで働きたい場合は、シニア薬剤師採用が活発な企業の情報収集を行ってから転職を行うとよいでしょう。

 

ポイント
転職年代に応じて短期・中期・長期の戦略を練る!
自分のキャリアプランを持っておく!

調剤薬局の売上トップ5に常連の社員の平均年齢と平均年収は?

調剤薬局の売上トップ5を見てみましょう。2014年度から2015年度の2年分です。

 

2014年度(2015年版)
1位 アインファーマシーズ
2位 日本調剤
3位 クオール
4位 総合メディカル
5位 トーカイ

 

2015年度(2016年版)
1位 アインファーマシーズ
2位 日本調剤
3位 クラフト
4位 クオール
5位 スズケン

 

売上トップ5に常連の調剤薬局の社員の平均年齢と平均年収は、以下となります。

 

  調剤薬局 平均年齢 平均年収
1位 アインファーマシーズ 32.2歳 431万円
2位 日本調剤 34.58歳 556万円
3位 クラフト 32.1歳 488万円
4位 総合メディカル 35.5歳 432万円
5位 クオール 33.9歳 473万円

 

調剤薬局トップ5の平均値を出すと、社員平均年齢は33.65歳、平均年収は476万円でした。

中小の調剤薬局の平均年齢と平均収入は?

世間の一般企業では、大手企業の方が年収も高く福利厚生も充実しています。しかし、調剤薬局業界では異なります。

 

転職サイト等の調査によると、中小の調剤薬局の方が高年収という結果が出ています。

 

  平均年収 平均年齢
1000人の大手調剤薬局 約450万円 約35歳
10〜99人の中小の調剤薬局 約600万円 約45歳

 

単純に年収だけを比較すると中小の調剤薬局の方が高年収です。

 

しかし、平均年齢に10歳の差があります。この年齢の差が、中小の調剤薬局の年収を引き上げている一番の理由です。

 

その他の理由として挙げられるのは、

 

中途採用が多いため有利な条件交渉によって就職できる事
中小の調剤薬局は地域の賃金相場に影響を受ける事
経営者の裁量による年収設定がある事

 

などが考えられます。

 

ちなみに、国内の全薬剤師の平均年収は533万円、平均年齢37.8歳です。

 

ポイント
大手と中小調剤薬局の平均年収を単純に数字で比較してはいけない!
総合的に判断するためには、情報収集が大切!

大手調剤薬局と中小調剤薬局、仕事のやりがいはどっちがある?

やりがいという面を考えると、大手調剤薬局の方が有利でしょう。

 

資本があるため、会社の設備投資・社員教育・業界動向に即して変革する体力があり、時代の先端で仕事ができてモチベーションが高いからです。事業縮小を危惧する心配も少ないでしょう。

 

一方、中小調剤薬局では全くやりがいがないか?というとそうではありません。確かに最先端の設備投資・時代に即した変革には大手に敵いません。

 

しかし、転勤はほぼなく、希望した地域に密着した仕事ができます。また、会社が小さいからこそ、一薬剤師の裁量のもとで意思決定できる範囲が広がることによりやりがいを得られます。

大手調剤薬局で仕事するメリット・デメリット

メリット

教育体制の充実

レセプト専門部門や学術部門といった業務上で困ったら問い合わせできる専門窓口があります。

 

設備投資

ただでさえ薬剤師の人で不足で困っている業界です。大手は人手不足を補うべくIT化・機械化が進んでいます。

 

収益の安定

全国の店舗数が多いため、収益の大きな薬局が収益の少ない薬局分を補うことができます。

 

社内情報共有システム

調剤過誤・クレーム処理さまざまな日常の業務で起こったことを集積して社内に情報としてフィードバックする体制が整っています。

また、全体数が多いのでトラブル発生時は組織的に解決できる体制があります。

 

デメリット

全国転勤

全国に展開している大手調剤薬局の場合は、異動や転勤が多くなります。

 

残業が多い

大手の場合は、日常業務以外の組織的な書類作成と提出が多くあります。これらは、業務終了後に行うため必然的に残業となってしまう傾向がるようです。

中小調剤薬局で仕事するメリット・デメリット

メリット

異動がほぼない

採用時に自宅からの通勤距離を考慮することが多いため基本的に大幅な転勤がない。

基本的に日常業務が終了したら勤務終了となります。会社内の書類作成や提出は業務時間内に行えることがほとんどです。

 

裁量権

社内ルールがあったとしても、別途ローカルルールが存在します。各店舗内でのルールを元に仕事ができます。

地域性・患者の層によって臨機応変に変えられるため、管理薬剤師などはそれなりの権限をもって仕事ができるでしょう。

 

有利な雇用条件

大手に比べて薬剤師の希少価値が高くなるため、雇用や給料面でよい条件で雇用されやすい傾向があります。

 

デメリット

教育システムがない

困った時や学びたいという際の専門部門がないことが多々あります。そのため、身近な上司や同僚の個人的な指導が大半です。

 

責任が重い

裁量権がある分、責任が重くなる傾向があります。調剤過誤やトラブル発生時には社内ルールに則って解決を図るというより、薬剤師として対応することがあります。

 

情報共有システムがない

さまざまな側面での情報共有化が大手と比較すると劣っています。表面化されない情報も多くなってしまうので、何かあったときには良くも悪くも情報が閉ざされてしまう傾向があります。

 

ポイント

大手調剤薬局にも中小の調剤薬局にもどちらにもメリット・デメリットがあります。人によってはデメリットがメリットに転じる場合もあります。

 

大手調剤薬局が若手の薬剤師に人気なのは、教育制度の充実やトラブル発生時の対応が会社全体で解決を図ってくれるために責任が個人に集中しない傾向があるからでしょう。

 

反対に、ある程度の経験を積み独り立ちのできる薬剤師にとっては、裁量権を持たせてもらえる立場がやりがいに変わる傾向があります。

 

大手と中小のメリット・デメリットを比較して、自分にとって何がやりがいに繋がるかを考えてみましょう!

自分の希望をどの程度コンサルタントに伝えるべき?

転職サイトに登録した後コンサルタントさんからまず以下のことを質問されます。

 

希望年収は?
就業時間などの条件は?
調剤薬局の規模やカラーは?

 

この3つに関しては、転職を失敗しないためにも自分の希望条件はしっかりと伝えましょう。

 

そして、お金と拘束時間・会社の規模がある程度絞れたら、生活をより楽しむための自分なりの本音部分についてもコンサルタントさんへは伝えることをおススメします。

 

この本音とは・・・まさしく隠れた本音です。例えば

 

「仕事帰りに合コンに行きやすいお洒落な町がいい」

「趣味のサーフィンがしたいから海の近くの薬局がいい」

「1年に1回は海外旅行がしたいから、1週間連続した有給が取れることが決め手」

「副業したいから、締め付けのない会社じゃないとダメ」

「ずっと薬局にいると息が詰まるから、在宅とかしているところがいい」

「旅行が趣味だから、時々いろいろな県外の店舗に出張があるといい」

「毎週水曜はママともの集まりがあるから薬局定休日が水曜のところがいい」

「子育てが相談できるような、ママ薬剤師がいる環境がいい」

 

などなど、毎日の生活をいかに充実したものにするか?というものです。これは自分にしか分からない話です。

 

こういった話・・・実際にコンサルタントさんに伝えるべきか悩みますよね!?しかし、この隠れた本音をコンサルタントさんへ伝えた方が、転職は絶対に成功します!!

 

コンサルタントさんは多くの転職者の事例を知っていますし、多くの求人情報を扱っているプロですのでぜひ伝えてみましょう!

 

ポイント
「お給料」「勤務時間などの条件」「会社の規模・カラー」の3つは、必ず伝えましょう!
生活をより楽しむための個人的な希望を伝えておくと転職は成功します!

調剤薬局を詳しく知りたい場合のおススメ転職サイト

調剤薬局の平均年収や会社のカラーなどの詳しい話を聞いてみたい時には、「薬キャリ」への登録をおススメします!

 

薬キャリは求人数が多いことでも有名ですが、転職希望者への紹介実績も、企業側から非常に高く評価されている転職サイトです。

 

また、コンサルタントさんは多くの転職経験者の事例を知っていますので、思い切って「隠れた本音部分」も伝えてみましょう!!

 

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大手も中小も、調剤薬局への転職にはそれぞれメリット・デメリットがある(まとめ)

今回は調剤薬局の売上ランキングトップ5の情報から、大手の調剤薬局のデータと中小の調剤薬局のデータの比較をしてみました。

 

データから分かるのは、

 

大手調剤薬局は平均年齢30代半ばで年収は430万円〜550万円
中小の調剤薬局は、平均年齢が高く40代半ばで年収は約600万円

 

ということです。

 

転職年齢にもよりますが、大手調剤薬局にも中小の調剤薬局にもそれぞれメリットとデメリットがあります。

 

人によってはメリットがデメリットとなることもあるので、天秤にかけて選択していくことをオススメします。

 

また盲点になりやすいのが、雇用条件だけを伝えてしまって自分の隠れた本音をコンサルタントさんに伝えないことです。

 

私生活の充実と仕事に対するやりがいは、どちらも切り離して考えられません。仕事を充実させるために私生活で鋭気を養い、私生活を楽しむために仕事を充実させるのが好循環サイクルの秘訣です!

 

ポイント
薬剤師の平均年収は数字だけを見てはダメ(平均年齢など確認をしましょう)!
大手と中小の調剤薬局にはそれぞれのメリットとデメリットがあります!
コンサルトさんへは隠れた本音を伝えるのがポイント!

 

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