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ココカラファインに転職検討中の薬剤師必見!働き方から評判まで解説!

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駅前や商店街を歩いていると最近目にするようになったココカラファイン。

 

ココカラファインと聞いてもピンとこない方が多いかもしれませんが、2008年に出来たばかりの大手ドラッグストアです。

 

ココカラファインは、新旧を上手く融合している会社といえるでしょう。今後の日本の人口減少に対し、人口増加・経済成長が見込めるアジアへの進出を行っています。

 

一方、昔ながらの社内クラブ活動や同好会があり、ほのぼのとした側面もあります。

 

また、ママ薬剤師が自然に働けるようにと社内に産業カウンセラーを配置するなどライフワークバランスが取れるような配慮も整っています。

 

今回は、今注目のココカラファインについて薬剤師の働き方を解説します!

ココカラファインについて

多くの会社が合併してできているココカラファイン

ココカラファインは横浜市に本社のある大手ドラッグストアです。

 

ココカラファインと聞いても知らない薬剤師は結構多いかもしれません。それもその筈、2008年に創業されてまだ10年ほどしか経っていないからです。

 

しかし急に大手ドラッグストアが出来たわけではなく、老舗のセガミメディクス株式会社と株式会社セイジョーが経営統合し、現在ではドラッグストア・調剤店舗の運営や介護事業を展開する計10社を統括した会社です。

 

小売業や資本提携に長けており、今後人口増加や経済成長が見込める海外市場へも積極的に進出しています。

 

会社名 株式会社ココカラファイン
設立 2008年
従業員数 連結6138人(内、薬剤師は1000名近く在籍)
店舗数 グループ全体で約1,300店舗
事業内容

ドラッグストア事業・保険調剤事業・介護事業

ホームページ http://www.cocokarafine.co.jp/

 

設立からの流れ

2008年 セガミメディクス株式会社と株式会社セイジョーの経営統合 ⇒ 株式会社ココカラファインホールディングス設立

2009年 ロシアに合弁会社設立、中国へのドラッグストア展開の開始(サモアバイオ者へ出資)、サークルKサンクスと業務提携

2010年 株式会社ココカラファインへと商号変更

2011年 リハビリ特化型介護事業(有限会社リハワークス)子会社化

2012年 介護事業(孫会社タカラケア株式会社)子会社化

2012年 中国に「cocokaraメトロ5番街店」出店

2013年 インターネット通販事業の「株式会社ココカラファインOEC」設立

2014年 株式会社ココカラファインアソシエを設立

2016年 ココカラファインOECをココカラファインヘルスケアへ合併

2013年〜2017年

・子会社のセイジョー、セガミメディクス、ジップドラッグ、ライフォート、スズラン薬局、メディカルインデックスの6社+コダマの合併 ⇒「株式会社ココカラファイン ヘルスケア」

・株式会社光慈堂の株式を取得・子会社化

・株式会社岩崎宏健堂の株式を取得・子会社化

・株式会社山本サービスの株式を取得・子会社化

・調剤薬局を運営する有限会社東邦調剤の株式を取得・子会社化

・調剤薬局・ドラッグストアを展開する有限会社古志薬局の株式を取得・子会社化

・調剤薬局・介護事業を運営する株式会社シニアコスモスの株式を取得・子会社化

・福祉用具の販売・レンタルなどを展開する株式会社愛安住の株式を取得・子会社化


ココカラファインの基軸事業は、ドラッグストア・調剤事業です。2017年時点で約1,300の店舗があると公表されています。

 

薬剤師数については1,000人を超えており、月間1,000枚以上の処方箋を応需している店舗数が業界ナンバー1です。

 

ココカラファインは多くの会社の株式を取得して子会社化していますが、主に株式会社ココカラファインヘルスケアが中心となっています。


<株式会社ココカラファイン ヘルスケア>

株式会社ココカラファインヘルスケアは、下記の①〜⑦の会社が合併されて統合された会社でココカラファインの中心とされています。

①株式会社セイジョー

②セガミメディクス株式会社

③ジップドラッグ株式会社

④株式会社スズラン薬局

➄株式会社ライフォート(LIFORT)

⑥株式会社コダマ(クスリのコダマ)

⑦株式会社岩崎宏健堂(くすり岩崎チェーン)

 

他の事業は、介護事業はファインケア、海外事業は可開嘉来(上海)商貿有限公司、人財活用事業はココカラファインアソシエとソレイユ、商品輸出入事業はココカラファインネクストです。
 

オリジナルブランドの展開にも力をいれており、九州大学との共同開発の「VIVCO」という化粧品はヒット商品で有名です。

 

また、インターネット通販のココカラクラブでは、家に居ながらドラッグストアで買い物が出来ると利用者に大変好評です。

 

cocokarafine

ココカラファインの平均年収について

ココカラファインは、ドラッグストア売上トップ5に入ってはいませんが、最近では常に上位にランクインする大手ドラッグストアの1つです。

 

参考までに売上トップ5の平均年収と比較して見ていきましょう。

 

<ドラッグストア業界売上トップ5の平均年収(2016年)>

  会社名 平均年収
1位 ウエルシアホールディングス 785万円
2位 ツルハホールディングス 784万円
3位 マツモトキヨシ 732万円
4位 コスモス薬局 445万円
5位 スギホールディングス 645万円
  ココカラファイン 643万円

 

売上トップ5の中で高年収の785万円との差は-142万円、低年収の445万円との+198万円。ココカラファインの平均年収は、高くもなく低くもなく、ドラッグストアの薬剤師年収としては平均的です。

 

調剤薬局と比較すると管理薬剤師の年収より少し高めといったところでしょう。


ちなみに、ココカラファインの求人広告やホームページ上での初任給は、

全国職 310,000円〜

地域職 300,000円〜

※経験・年齢等を考慮の上、加給

※東京23区・横浜市・川崎市内居住の方 別途居住地手当 5,000円支給

となっています。

ココカラファインでの薬剤師の働き方

勤務体制

・基本的に週40時間の変形労働制

・働き方には全国職と地域職がある(本人の希望、通勤、会社方針を考慮して勤務地が決定されます。地域職の場合は転居を伴うような異動はありません)

・調剤、OTCの勤務の選択可能

 

ココカラファイン 薬剤師中途採用の募集ページ

※中途採用ページには求人概略が書かれていますが、多数の会社が合併して出来た会社ですので前からあるドラッグストア、調剤薬局では薬剤師歴や職歴によって給料レンジが広い可能性があります。

教育制度 

薬剤師の専門性を強化するようなプログラムや研修が中心ではありません。

 

登録販売員や管理栄養士の資格取得支援、ビューティー部門の人材をも統括した全体プログラムがメインとなっています。
 

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ココカラファイン教育プログラムより引用

 

このプログラムでは、社会人1年目から20年目という長いスパンで、必要となる知識・技術・姿勢・マナーなどを習得できるようになっています。

 

薬剤師の専門性を追及する様ながっちりした研修プログラムは今のところないようです。

 

その背景として考えられるのは、いろいろなドラッグストアや調剤薬局を吸収合併しているので、統合前の会社のやり方やノウハウを現行しているのではないかと思われます。

 

教育制度に力を入れて社員のスキルアップ=評価とする大手ドラッグストアもありますが、専門性や研修の高度化については賛否両論あります。

 

最低限のスキルと社会人マナーがあれば十分と考える社員も一定数いるからです。

 

成果主義の会社では社員間の競争が激しくなり、意識が高くない人は会社に居場所がなくなってしまいます。

 

この辺りは個人の意識・趣向が著明に現れるので、転職する際には確認したいポイントですね。

福利厚生やクラブ・同好会

・週休2日制(月9日〜10日)

・年間休日113日

・年始休暇、夏期交代制連休、特別休暇(慶弔規程日数)、年次有給休暇

・出産休暇、育児休暇(子が2歳に達するまで)

・時短勤務(小学校卒業まで)

・介護休業

・育児休業(子が2歳になるまで)

・時短勤務(小学校卒業まで)※5時間、6時間、7時間の3つのパターンから1つ選択

・社員割引販売制度

・持株制度

・退職金(確定拠出年金)

 

その他、各種資格取得支援制度、福利厚生業者(ベネフィットワン)、労働組合、インフルエンザ予 防接種補助、店舗セキュリティシステム完備、結婚祝金、出産祝金、病気見舞金、弔慰金、災 害見舞金、永年勤続表彰があります。

 

大手の会社として必要な福利厚生は整っています。特に注目すべきは、ココカラファインは育児休業制度の利用率がほぼ100%というデータです。

 

この背景には産業カウンセラーの活躍があるそうです。カウンセラーさんが親身になって様々な相談に応えてくれる事が利用率100%という驚異的な数字を生んでいるとのことです。

 

ココカラファインのママ薬剤師パートさんからは「時短勤務を3つの時間帯から選ぶことが出来て非常に助かっている」という声が多くあります。

 

カウンセラーさんの存在がママ薬剤師の制度利用推進&正社員復帰へとつながっているようですね!

 

クラブ・同好会

昔からある大手企業には同好会や実業団といった類の社外活動が存在しています。

 

日本の景気がよかった頃は非常に盛んだったようですが、独立採算となったり会社から経費が落ちなかったりと衰退に向かっている所がほとんどです。

 

そんな中、ココカラファインには様々なクラブ・同好会があります。

 

・ココカラファイン野球部

・シーコロンサッカー部

・CF北海道野球部

・ココカラファインアスリートクラブ

・ココカラファイン ゴルフ同好会

・ココカラファイン伊豆下田バドミントン同好会

・ココカラウクレレ倶楽部

・ココカラファインランニングクラブ

・COCOSAL(ココサル)クラブ

・チーム山猿同好会

 

クラブや同好会があると共通の趣味を持つ仲間を見つけられる楽しみがあります。

 

店舗や部署の人間関係でストレスや悩みがあったとしても、スポーツや趣味を通してストレス発散が出来る環境があるということは精神衛生上非常に良い事です。

 

また、飲みニケーションは古いと言われることもありますが、現代社会人の孤立傾向を考えると定期的な集いがある会社の方が安心できるのではないでしょうか。

こんな方はココカラファインがおすすめ

ココカラファインの評判とメリット

・社員割引があり高い化粧品を買う時に助かる

・福利厚生サービスを提供する会社と提携する形を取っている。ホテルや施設が割引になる特典もある

・大手ならではの福利厚生は揃っている

・男性の育児休業もある

・スタンドプレーするようなやる気満々ムードを前面に出すタイプの社員がいないので落ち着く

・社員の権利が守られている

・タイムカードは出社した時点でカウントしてもらえる

・人間関係がよく、職場の雰囲気もよい

・上司が人間的にできていて仕事の能力が高く話をしやすい

・店舗が日本中にあるので希望すると移動させてもらえる

・時短社員として働く事が出来る

・子どもの急な体調不良でも休める様に、人員配置の調節をしてくれている

ココカラファインの評判とデメリット

・上司や店長の意見や方向性がバラバラ

・店舗異動があるたびに上司に合わせるのが大変

・スタッフの年齢層が様々なので束ねるのや店舗運営が難しいと感じる

・薬剤師は専門職知識が必要なのに研修や勉強会などの教育制度が不十分

・多くの会社が集まってできたこともあって一体感がない

・55歳で役職定年を迎えるので一般的な社員キャリアが失われる喪失感

・ドラッグストアは開店時間が長いので体力に自信がなくてつらい

・統合前の会社の色が濃く残っていてやり辛い

・出身会社により考え方に差がある

・経営統合により方針や雰囲気の変化についていけない


多くの会社が集まっているため、出身会社の方針やカラーにより多少混乱が生じている面もあるようです。しかし、概ね人間関係がよくて働きやすいと評判です。

 

やる気を前面に出すような目立ちたがり屋が少なくて、仕事に対する意識やモチベーションが低くても社内に居場所があるという意見も見られます。

 

全体的にみると社内で激しい出世競争があるような辛辣な会社ではなく、年収に関しても福利厚生に関しても概ね満足している社員が多いようです。

 

時短勤務の利用者も多く、同好会やクラブへの参加も可能でライフワークバランスを大切にしている会社と言えるでしょう。

ココカラファインに転職検討してる薬剤師が登録しておきたい転職サイト

ココカラファインは多くの会社が合併して出来ている大手ドラッグストアです。設立が2008年ですのでまだ10歳程度の会社です。

 

しかも、いろいろな会社の寄せ集めなので出身会社の考えやカラーが色濃く残っている部分もあるようです。

 

過渡期に該当する会社への転職時に気をつけたいのは、入社前と入社後のイメージの変化でしょう。

 

良い意味でイメージが違ったらいいのですが、悪いイメージとなってしまうと転職に失敗したと感じるでしょう。

 

そうならないためにも、転職サイトに登録して面接時にはコンサルトさんに同伴してもらい店舗見学等を申し入れるようにしたほうが良いでしょう。

 

傍から見るとどの店舗も同じように見えますが、実際働く場合は1日中顔を合わせることになるのでメンバーの雰囲気も大切ですよね。「感じがいいな」と思える店舗を選んで転職したいものです!

 

大手ドラッグストアへの転職時には、大手転職サイトを通しての転職をオススメします!過去の実績や業界情報などが蓄積されており、新しい情報の元で活動が出来ます。

 

どの転職サイトに登録するか迷ったら「薬キャリ」をオススメします!

まとめ

会社が大きくなればなるほど社員間の人付き合いが疎遠でビジネスライクになりがちですが、ココカラファインは新旧を上手く融合して取り入れている会社です。

 

クラブや同好会がある点は、他の大手ドラッグストアに見られない風通しのよい会社であることの一例でしょう。

 

数年前までは飲みニケーションは古いと疎まれていましたが、現代社会人の孤立を防ぐのは昭和の時代からあった同好会や飲みニケーションなのかもしれません。

 

そして、今後日本が確実に迎えるであろう少子高齢化問題を真正面から受け止め、人口増加と経済成長が期待できるアジアへ進出する事は時代に即した考えであり一流の経営戦略といえるでしょう。

 

ココカラファインは将来有望な会社と言えるのではないでしょうか。

 

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