薬剤師転職deリスタート

ドラッグストアの退職を決めた理由。ドラッグストアへ転職検討中の方へ

Pocket

 

初任給で年収500万円を超え、店長にならないかと声をかけてもらえるほどにまで成長したにも関わらず、新卒で入社したドラッグストアを入社4年目の年末に退職した私。

 

店長になれば年収600万円はいきます。出世の道まっしぐらです。

 

同じ年に入社した同期と比べても仕事はできる方だったと思います。それでも店長になることを辞退して退職してしまいました。

 

そんな私がなぜドラッグストアを退職したのか、ドラッグストア業界で働いていた私だからこそ分かる業界の本音に触れながら退職した理由についてお話していきます。

ドラッグストアを辞めようと思った理由

なぜ私がドラッグストアを退職しようと思ったのか。

 

初任給は大学の同級生と比べても多く貰っている方だし、社宅に住んでいたので家賃も毎月1万円しかかかりません。奨学金を返しながらの生活でもお金に困ることはありませんでした。

 

ちなみに私は調剤併設店ではなく、OTC販売メインの店舗で働いていましたが、別にOTC販売が嫌になったというわけでもありません。

残業・タダ働きがとても多い

「なんか、仕事が嫌になってきたな」私にそう思わせた1番の理由は、残業やタダ働きがとても多いことでした。

 

毎日3時間くらい残業していました。多い日だと6時間以上のときもあります。

 

残業代が出るなら良いじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、全部サービス残業です。

 

毎月60時間以上はサービス残業をしていました。60時間も働いたら残業代だけで軽く10万円は超えます。

片道1時間半。満員電車での通勤が嫌だった

私は地方から関東に出てきて働いていたので生まれてこのかた、満員電車に乗ったことがありませんでした。

 

帰りは毎日終電だったのでいつも満員です。人に押しつぶれることに何年経っても慣れることができなかったのです。

 

時には電車が運転見合わせで途中までしか帰れないことも。

 

タクシー代も馬鹿にならないので深夜に40分かけて歩いて帰ることもしばしばありました。

休憩時間をちゃんと取れたことがない

私のいた店舗では薬剤師は休憩にちゃんと入れなくても仕方ない、というのが暗黙の了解でした。

 

ドラッグストアでは薬剤師が不足している店舗が多くあります。

 

調剤併設店では起こらないことなのですが、自分が休憩している時間帯に他の薬剤師がいない場合は容赦なく売場に呼び出されてしまいます。

 

お昼休憩はいつも40分ほどしか取れませんでした。OTC販売メインの店舗の最大のデメリットですね。

 

この状況を当たり前と思っている環境が嫌になったのです。

ドラッグストアで働いて良かったこと

退職した理由を書いてきましたが、もちろんドラグストアで働いてきた4年間のすべてがつらいことばかりだったわけではありません。

 

「ドラッグストアで働いていて良かった!」と思える場面がいくつもありました。

医薬品を提案する力が身につく

これはドラッグストアの中でもOTC販売の店舗で働いていないとなかなか身につけられないことです。

 

お客さまが悩んでいること、困っている症状などを聞き出し、それを解決できる薬を選んでご紹介する。

 

どの薬に何の成分が入っているのかを把握しておかないと最良の紹介はできません。

 

調剤薬局や病院では処方せんに基づいて調剤するだけなので、自分で薬を選んで渡すことはしないですよね。

 

でも、ドラッグストアでならそれができるんです。自分で考えて自分で選ぶ。自分の力でお客さまの役に立てることほど嬉しいものはありません。

ワイワイと活気のある雰囲気の中で働ける

私は調剤室のように狭くて静かな空間がとても苦手です。あの閉塞感に耐えられないんですよね。

 

だからドラッグストアに就職したのもあるのですが、とにかく開放的で活気があって、ときには従業員同士で笑いながら仕事ができます。

 

お客さまと世間話で盛り上がることもあります。話が盛り上がると顔を覚えてもらえることが多く、次に来店されたときに「〇〇さんいますか?」と指名してくれることもありますよ。

学べることは無限大。医薬品だけにとどまらない知識を学べる

ドラッグストアで扱っている品目の多さからも分かるように、業務中に触れる機会があるのは医薬品だけではありません。

 

健康食品やサプリメント、化粧品、日用品などさまざまなものに触れられます。

 

どの化粧品が何をうたっているものなのか、大学の授業では一切習わなかったこの成分は何にどう働くのかなど、とにかくたくさんのカテゴリの知識を吸収できます。

 

小売業の運営に欠かせない売上や粗利などの管理、お客さまがセルフで商品を取ってくれる売場の作り方なども身につきます。

 

ドラッグストアで働けば薬剤師だけど薬以外のことも知っている薬剤師に成長できますよ。

ドラッグストア勤務が向いてる方・向いていない方

どこの職場で働くにしても結局は何かしら良いところと悪いところがあります。

 

私が4年間働いた経験からどのような人がドラッグストアに向いていて、どのような人が向いていないのかを考えてみました。

ドラッグストア勤務が向いている方

誰かと話すことが好きな人

ドラッグストアは小売業です。そのため黙々と調剤をする調剤薬局や病院とは違って常に誰かと会話をしながら仕事をします。

 

会話の相手はお客さまだったり従業員だったりメーカーさんだったりさまざまですが、誰と会話をする上でも明るくハキハキした受け答えができる方が重宝されます。

 

もじもじしているとお客さまからの印象も悪いですし、周りにいる従業員やメーカーさんも何を思っているのか分からなくて困ってしまいます。

 

「もっと良くするにはどうしたら良いのか」を考え、周りを見て行動できる人

お店の売上を上げるにも、売りたい商品を売るにもルールに沿っているだけの方法では伸び悩むことが多々あります。急な欠員で売り場が回らなくなることもあるでしょう。

 

このようなときにどうしたら売上を伸ばせるか、どうしたらお店を回せるのかを考えて行動しないといけません。ときには咄嗟に判断して動かないといけないこともあります。

 

正しい判断をしてすぐに動ける人はドラッグストアにかなり向いています。なぜならムダな時間を過ごさずに、常に良い方向へと物事が進むように行動できる人だからです。

 

私はこの判断ができるかどうかがドラッグストアに向いているかどうかの1番の判断材料だと思っています。実際に正しい判断をしてすぐに行動できる人はすぐに昇給していました。

ドラッグストア勤務が向いていない方

薬剤師という資格にこだわりを持っている人

調剤併設店に行かない限りはドラッグストアでは調剤ができません。多くのドラッグストアはOTC販売をメインとしているので、希望を出さない限りは調剤はできないと思っておいた方が良いです。

 

そのため、薬剤師だから調剤しなきゃ免許を取った意味がない、OTC医薬品ばっかり売っていたら薬剤師として成長できない、周りから置いていかれるなどと考えている人には向いていません。

 

ドラッグストアでやれることに精を出して働けないと、いつかは嫌になってしまいます。

 

力仕事、体力仕事はやりたくない人

商品の品出し、納品をする際はどうしても重い物を運ぶことがあります。店舗の構造によってはフロアが1階だけでなく2階、3階とあるところもあります。

 

私のいたところはまさにこのような階数の多い店舗だったのでペットボトルのケースを抱えて階段を上り下りしたり、1階から3階まで駆け足で上がったりということが頻繁にありました。

 

意外と体力を消耗しますし、女性であっても重い物を運ばなければいけないことがあります。あんまり力仕事や体力仕事をやりたくないと思っている人は止めておいた方が良いかもしれません。

 

ただし、全国的に見たら階段がある店舗の方が少ないのでそこまで心配はしなくて良いかと思います。

ドラッグストアへの転職を検討中の薬剤師へアドバイス

ドラッグストアに転職を考えている人は何が理由で転職したいと考えているのでしょうか。

 

年収を上げたいけど調剤もしたいと思ってドラッグストアに転職したのに、OTC販売しかしていない店舗に配属されてしまったら元も子もありません。

 

そうならないためにも転職をする際にいくつか気をつけておいてほしいことがあります。

働く地域選びは慎重に

市街地や都心部のように人口が多く栄えているところにあるドラッグストアと、地方にあるドラッグストアとでは忙しさがまったくと言っていいほど違います。

 

圧倒的に市街地や都心部の方が忙しいです。バタバタすることもあるでしょう。忙しい店舗も暇な店舗も給料に大きな差がないことがほとんどです。

 

しかし、忙しい店舗の方がいろいろな商品に触れる機会が多いので医薬品の知識をはじめ、さまざまなことを学べます。どの薬に何の成分が入っているのかだいたい暗記してしまうほどです。

 

一方で暇な店舗だと接客する機会が少ないので思ったように学ぶスピードが上がりません。

 

たくさんのことを学びたい方は市街地や都心部、ゆっくり働きたい方は地方の店舗を希望すると良いですよ。

調剤をやりたいなら必ずその旨をしっかり伝える

ドラッグストアへの転職を考えている人の中には、調剤をやりたくて転職する方もいます。

 

調剤をやりたいと決めている方は、面接のときに希望をはっきり伝えましょう。「調剤をやりたいかなと思っているんですけど…」ではダメです。

 

「調剤をやりたいです。そのために御社を受けました」くらいにハッキリと断言して伝えてください。

 

調剤なのかOTCなのかの希望をハッキリ伝えなかった人に多いのが「本当は調剤をやりたかったのにOTCに配属になってしまった」というものです。

 

万が一、調剤をやりたいのにOTCに配属されてしまっても、後ほど店舗を異動してもらうことは可能です。

 

しかし、二度手間なので初めのうちにしっかり伝えておきましょう。

基本的に残業は多いと思っておいた方が良い

調剤併設店でもOTC販売の店舗でも残業はあるものだと思っておいた方が良いです。

 

どれくらい残業があるかというのは店舗によるので何とも言えませんが、定時で帰れるときもあれば2〜3時間くらい残るときもあります。

 

残業代は基本的には出るシステムがどこの企業でも整っているのですが、残業にうるさい店長のいる店舗だと残業代が出ない可能性もあります。

 

ただ、会社でもサービス残業がかなり問題になっているので、残業代をきちんと貰っているという社員の方が多かったです。

私は調剤薬局に転職しました。転職サイトは必ず利用しよう

ドラッグストアの良いところも悪いところも包み隠さずお話しましたが、働きやすさというのは結局、店舗によって大きく変わります。

 

どこの店舗に配属されるかで転職が成功するか失敗になるかが決まると言っても過言ではありません。でも、できるだけこの転職を成功に近づける方法があるので安心してくださいね。

 

その方法とは転職サイトを利用するというものです。転職を成功させたいなら必ず登録しておくべきです。

 

私もいくつか転職サイトを使いましたが、数ある転職サイトの中でも「薬キャリ」が1番おすすめできる転職サイトだと思いました。

 

それにはきちんとした理由が3つあります。

おすすめの理由① 転職を考えている薬剤師が最も多く利用している

私はどちらかと言うとみんなが登録しているサイトには登録しておかないと不安になるたちのため、薬キャリにはとりあえず登録しておかないと、と思って登録しました。

 

転職を考えている薬剤師の約8割が利用しているところに登録しているという安心感があるんですね。

 

転職活動は1人でもくもくと進めるものなので常にいろいろな不安があるのですが、その中で得られる安心感はとても心強いものでした。

おすすめの理由② どんなに細かい条件にも対応してくれる

薬キャリは、希望の条件に合わせた求人をオーダーメイドで作り上げて私たちに紹介してくれます。

 

提示した条件に近い企業を1つ1つ尋ねて条件を交渉してくれるのです。

 

交渉力の高いコンサルタントがいないとこのような交渉はなかなかうまく進まないものなのですが、薬キャリではそれが可能なんですね。

 

「調剤併設店のドラッグストアで働きたい、できるならOTCの売場には出なくて良い店舗で」とコンサルタントに一言伝えるだけでしっかり対応してくれますよ。

おすすめの理由③ 職場の裏情報を教えてくれる

残業が多いとか人間関係が悪いとか、そのような企業にとって都合の悪いことは求人を見ただけでは絶対に分かりません。

 

実際に働いてみないと分からないのが普通です。しかし薬キャリ事前に職場の雰囲気や環境を調べてくれたんですよね。

 

そんなことまで調べてくれるんだと驚きを隠せませんでした。いかに転職に満足してくれるのかという点に、とことんこだわっている転職サイトです。

まとめ

ドラッグストアは楽しいこともつらいこともあります。ただし、調剤だけをやっている薬剤師には得られないようなたくさんのことを経験できる素晴らしいところでもあります。

 

ドラッグストアを1度退職している私ですら「仕事中みんなで笑いながら過ごせたのは楽しかったなあ」と、ときどき思い出すほどです。

 

働きやすさというのが店舗によって大きく左右されるので、当たりを引くかハズレを引くかは運もあります。

 

ただし、転職サイトをうまく活用すれば運に頼らずに良い職場に巡り会えます。

 

ドラッグストアに興味があるけどまだ悩んでいる方、踏ん切りが付かない方は転職サイトに登録してみて、気になっているドラッグストアの情報を集めてみるのも良いかもしれません。

 

薬キャリの公式サイトはこちら

 

Pocket

薬剤師転職サイト おすすめランキング

薬キャリ(エムスリー)

マイナビ薬剤師

ファーマキャリア