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【薬剤師の転職先の探し方】求人サイトの公開求人と非公開求人の違いとは?

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転職活動を行う際には必ずいくつもの求人情報を見て比較します。

 

この求人情報には、公開求人非公開求人があるのをご存知でしょうか?

 

公開求人と非公開求人の違いを知って転職活動を開始すると情報の見方が変わってくるかもしれません!!

 

今回は、薬剤師の転職活動における公開求人と非公開求人の違いをお伝えします。

1、企業は薬剤師求人情報をどこに出す?

求人雑誌などの紙媒体

今は求人情報と言えば大半がインターネットを介して情報収集する時代です。

 

しかし、昔からの紙媒体の求人情報スタイルも残っており、それらを扱う企業は求人雑誌や新聞折込チラシインターネットの両方を連動させています。

 

薬剤師の転職情報は今は多くが転職を専門とする転職エージェントの会社に集まっていますが、転職エージェントを介して拾えないような人材を拾う積極的な手段として紙媒体の求人広告を利用する企業もあります。

 

企業側が行う求人雑誌や新聞折込チラシへの掲載理由として、転職エージェントで拾えない人だけでなく地域の人をターゲットにしている背景があります。

 

インターネットは全国規模なので多くの転職希望者の目に触れますが、紙媒体の求人広告のよい点は転職を希望していない人の目にも留まるように、なにげなくアピールできて地域をピンポイントに絞れます。

 

特に調剤薬局の薬剤師を雇用する場合、遠くに住んでいる人より当該薬局の地域の事をよく知っているような身近な人が好まれます。

 

それは、薬の不足が生じた場合などの患者宅へのお届けサービスにも適しますし、朝の電車遅延で薬局に薬剤師がいないというような事態も防げるからです。

 

 

では、実際に求人雑誌などの求人広告にかかる費用について具体例をみていきましょう。

 

大手の求人広告の掲載費用は、地域サイズによって費用が決まっています。

 

例えば、関東エリアで首都圏(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)エリアの場合、

 

・38×45mm枠は通常料金19,000円

・77.5×45mm枠は通常料金38,000円

・77.5×92mm枠は通常料金75,000円

参考 リクルートタウンワーク

 

と枠の大きさに比例して料金が高くなる設定をしています。

 

中には、235.5×186mmとかなり大きなものは380,000円から420,000円と約40万円の相場となっています。

 

このような求人広告の掲載期間は通常1週間から2週間が基本です。

 

最近では、紙媒体の求人広告会社はオプションとしてインターネットとの連動掲載もしており、掲載形式を選べるシステムを導入しているところも多くなってきています。

企業が転職エージェントへ登録する理由

会社名や求人内容が開示される求人広告専門会社の求人情報に対して、インターネット上で求職者を集客して転職サポートを行っているのが転職エージェント会社です。

 

企業が転職エージェントに登録する背景としては、紙媒体の求人広告費が短い期間の割に高いことと、人材募集に関する社内の人件費や時間等の削減をしたいからです。

 

地域の求人雑誌を通して求人を行う場合、採用までに時間と費用がかかります。

 

具体的には、まず求人広告を出し、面接希望者の受付と履歴書等の書類選考、面接や筆記試験、そして最後に採用者決定となります。

 

この業務に対して一貫して数名の社員が取られてしまいます。

 

実際にある話として、時間と費用をかけて何人面接をしても、結果求めていた人材が来なかった!という最悪のケースもあるようです。

 

これらの理由から、企業側のニーズを満たすものの1つに転職エージェントが存在します。

 

イメージ的には、社内の求人広告部門のアウトソーシング的な役割を担ってくれる存在です。

 

企業が転職エージェントに登録すると、企業が求めている人材と求職者とのマッチングを行ってもらえます。

 

例えば、フルタイムでガッツリ働いてくれる薬剤師さんが必要な場合は、間違えてもパート希望の人を紹介されたりはしません。

 

もちろん、希望する人材の経歴や人柄、運営能力、コミュニケーション能力などの詳細条件も登録時に伝えます。

 

これらの情報を元に転職エージェント側は企業に変わって条件に合う人材を登録者や転職希望者の中から探します。

 

このように、企業側が転職エージェントに登録するとピンポイントで欲しい人材が紹介されるシステムです。

 

採用が決まるまでのサービスは無料ですので、費用と時間の無駄が最小限に抑えられます。

転職エージェントへの支払いは出来高制

転職エージェントへの登録は、求人側の企業も求職側の薬剤師も無料です。

 

このシステムは、両者にとってありがたいシステムで好まれている理由の1つです。

 

無料と聞くと「なぜ無料なんだろう?」「ブラック企業を紹介されては困るなあ・・」などのネガティブな感覚を持ってしまう薬剤師もいるかもしれませんが、転職エージェントのビジネスモデルが成功報酬型のためマイナスイメージを抱く必要がありません。

 

では、成功報酬型とは何かについてみていきましょう。

 

転職紹介業における成功報酬とは、企業と求職者の話がまとまり、内定した後に紹介料として報酬額マージンが支払われるというシステムです。

 

これは、薬剤師の業界に限らず全職種に共通です。

 

そして、報酬額は提示された年収の約25〜35パーセントが相場で、これは企業から転職エージェントへ支払います。

求人には公開と非公開がある!

公開求人情報とは?

公開求人とは、サイト上に企業名や求人内容が掲載されているもの、求人雑誌等であらかじめ情報が開示されているものなどのことです。

 

公開求人情報を利用するメリットとは?

 

薬剤師と雇用者間でダイレクトに職場見学や雇用条件などの交渉ができる
企業側としては、(掲載先の媒体にもよりますが)比較的安価で必要な人員を確保することが出来る
第三者が介入していないので雇用契約に関する人間関係にしがらみがないこと

 

公開求人情報を利用するデメリットとは?

 

転職する際の条件交渉を薬剤師本人と雇用者で直接行うため、雇用者側が強い立場になりやすい
間を取り持つ客観的な人がいないことで、後々トラブルが発生しやすい
(例えば、条件について言っていない、聞いていないなど)

非公開求人情報とは?

非公開求人とは、企業名や求人情報が公開されていないものです。

 

転職エージェントのコンサルトさんとの面談のタイミングで薬剤師は初めて求人詳細情報を開示されますが、その求人情報以外にも転職エージェント内部には極秘非公開情報として扱っている案件があります。

 

非公開求人情報を利用するメリットとは?

 

薬剤師側も企業側もお見合い的な感覚で面接するため気まずくない
薬剤師側と企業側の要望を担当コンサルトが調整してくれる
お互いの条件に近い者同士を紹介されるので的外れが少ない
どちらが断ったとしても転職エージェントを通してなので角が立たなくて済む
非公開求人の中には年収がかなり高額なものがある
転職後もコンサルトさんからのフォローアップが受けられる
調剤薬局場合、特に管理薬剤師の退職によるものなど社内情報が漏れない
職員の退職情報で現場に動揺を走らせないために、場所を変えて非公式な面接が可能
調剤薬局の新規オープンスタッフを募集する際に近隣の同業者に情報が漏れない

 

非公開求人情報を利用するデメリットとは?

 

薬剤師と雇用者が直接的に気楽に条件交渉出来ない
内定が決まると企業は転職エージェントへ紹介報酬を支払う。そのため、薬剤師は転職先と合わなかったからという理由ですぐに辞められない
転職エージェントのコンサルトさんの説得に負けいつの間にか内定してしまっていたりする
転職エージェントのコンサルトさんの経験値や交渉力に影響をうけてしまう

 

このように、求人情報の公開については公開と非公開があります。

 

情報を非公開にする理由は、企業側の希望や事情によるものが多く、その中でも極秘で話を勧めたい場合はかなり慎重に扱われます。

 

特に新しい調剤薬局を開局するとき、管理薬剤師の急な自己都合退職など、近隣競合等に情報がもれないように水面下で話を進めたい時には、懇意にしているコンサルタントに直接人材の紹介依頼を打診したりします。

 

このようなケースは、企業側とコンサルタント間の長年のお付き合いから信頼関係が構築されている証拠でもあり、重要なポストの人材募集であることが分かります。

 

他にも、調剤薬局の場合などは1人の薬剤師の退職が他の従業員に対して大きな影響を与えやすい時や、同じポジションの薬剤師でも入職のタイミングによって若干提示年収が違うことが起きてしまうこともあるため非公開で求人を行います。

 

非公開にすることによって、人間関係を円滑できたり現場を混乱させないことが可能です。

 

薬剤師にとっては、パートか正社員かによってモチベーションも違うので公開求人と非公開求人のそれぞれのメリットとデメリットを知り使い分けすることをお勧めします。

 

詳細な雇用条件を希望している場合や年収を上げたい時には、交渉のプロフェッショナルであるコンサルトさんに一任すると薬剤師個人にかかる精神的負担は入職前後共に軽減されます。

 

転職後のフォローをしてくれるコンサルトさんを得ておくと、入職後のトラブルを精神的余裕をもって対峙できるでしょう。

 

例えば期待して入職した薬局で、

 

・薬剤師の不在時に事務員が患者さんに投薬する風習があった
(無資格投薬は違法です!!)

・入職して数か月後に急に門前クリニックの先生がクリニックを閉めてしまった!

・薬剤師会ととても不仲だった!

 

などなど、このように入職前には見えなかったことがに入職後に見えてきてしまいます。

 

新しい環境に対して違和感を覚えてしまうのは致し方ないことですが、薬剤師免許に影響が出たり、常識を超えているような逸脱事項に関しては紹介者であるコンサルタントさんに報告し円満に解決していくことをお勧めします。

 

転職活動の結果は、人生を左右するような大きなものです。そのためにも、相談できる人を得ることの重要性を予め知っておくことは大切です。

薬剤師転職に有利な求人情報の探し方とは?

求人雑誌等の紙媒体も転職エージェントを介しての転職活動も、長所もあれば短所もあります。

 

しかし、日常生活の中にはインターネットがかなり普及していますので、転職活動も転職エージェントを介したものが今後も増えていくと考えられます。

 

因みに、厚生労働省では職業紹介事業報告書を集計しており、職業紹介事業所の増加とそれに伴う就職件数が発表されています。(引用元:厚生労働省

 

厚生労働省職業紹介事業報告書の集計結果

 

厚生労働省の「職業紹介事業報告」によると、平成18年(2006年)で有料職業紹介事業所数は「12,808」あると公表されていて、平成26年(2014年)には事業所数が「17,893」と1.4倍にまで増えました。

 

また、それら事業所経由の就職件数について平成26年(2014年)は「518,328」となっています。

 

このように、転職エージェントを介した就職は年々増加傾向です。

 

これらは全職種の合計ですので薬剤師業界にも当然当てはまります。

 

転職に際して絶対に譲れないところ、条件面など、自分で直接伝えると角が立つようなことを間に立って仲介してくれるのがコンサルトさんのいる転職エージェントです。

 

こんな条件を受け止めてくれるところがあるのかな?と思うような些細なことでも伝えておきましょう。

 

転職はお互いのニーズが合致することが重要で、多くの職場からのウケを狙う必要はありません。

 

活動を続けていくうちに自ずと手ごたえを感じてくるかと思いますのでまずは自分の希望を明確にすることから始めてみましょう!

 

ブラック企業への転職を回避

仕事というのは、生活を支える経済基盤を築く大切なものです。

 

近年では、ブラック企業の実態がマスメディアを賑わしており、過酷な労働環境で苦しんでいる従業員の生の声を見聞きすることが多くなりました。

 

転職活動をする際には、転職希望者自らが雇用条件等の要望を伝える場合転職エージェントのコンサルタントさんを通して交渉する場合とがあります。

 

どちらにもメリット・デミリットがありますが、正社員やフルタイムといった勤務形態で1日の大半を職場で過ごす場合は、今後は転職エージェントを介した転職活動の方が安全です。

 

転職エージェントの利用を進める理由には、ブラック企業等への就職を避けるための予防に繋がるからです。

 

転職エージェントを介したにも関わらず運悪くブラック企業へ就職してしまった場合、必ず転職者から紹介者側への苦情やクレームになります。

 

このような話が同じ企業で何回も続いた場合、転職エージェント側では必ずその企業をブラックリスト化します。

 

このような対策によって、転職希望者へはそのようなブラック企業の案件が減り、最終的には淘汰される方向にいくと考えられます。

 

このように、薬剤師が有利な転職をするためには良質な情報を豊富に得ることがポイントです。

 

転職エージェントのコンサルトさんと話をしていると、求人情報だけでなく業界の現状や動向に関してもアドバイスを受けることができ、時には業界の裏話も耳にすることが出来ます。

 

それらの情報をインプットしたら、あとは自分に合った職場を選択するというアウトプット作業です。

 

転職活動も貴重な人生経験の1つなのでぜひ有意義なものにしましょう!

 

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